妻のこと①

僕がこのブログを書いていることは誰にも教えていないので、少しプライベートなことを書いてみたいと思う。

昨年8月に僕は結婚した。付き合って半年くらいで同棲、同棲して1年くらいで結婚、今が結婚して半年ちょっとになる。妻は誕生日などの記念日に、僕によく手紙をくれる。手紙をもらうのはすごく嬉しいので、僕も妻に手紙を書こうと思うのだが、気持ちを言葉にするのが苦手な僕は結局一度も手紙を渡したことがない。

いつか照れずに手紙を渡せるように妻のことをここで言葉にしてみたいと思う。

妻の一番好きなところは、一緒にいて楽しいところだ。同じ部屋で暮らしていても、週に数回二人で飲んでても、旅行で数日間一緒にいても、会話が途切れることがない。目的もなく散歩しているだけでも、二人の感覚が近いからか、すれ違う人やお店の看板など、会話のネタがすぐにみつかる。そして、僕の冗談によく笑ってくれる。

付き合ってもう2年(まだ2年)だが、いまだに一緒にいて楽しい。そして、今が一番好きだ。今後も妻を楽しませるために、新しい情報を収集し続けたい。

とりあえず初回はこんな感じ。

1月のこと

今年も1月があっという間に終わってしまった。4年ぶりにブログを再開したが、更新記事は2件だった。書いてみたいネタ(考えたこと)はいくつかあるのだが、やはりまとまった文章にするのは難しく、なかなか更新することができなかった。

ただ、去年と比べる生活のリズムはいい。去年はあれもこれもやらないとと勝手に忙しく思いストレスを感じることがあったが、今年は自分のできる範囲でやりたいことに手をつけられている気がする。なので、このブログも引き続きできる範囲で更新していきたい。

 

 

どう生活するか

年始はその年の目標を考えてしまいがちである。去年もいくつか目標を立て、3月くらいまでは何となく目標を心に留めながら生活していたが徐々に忘れていき、年末には目標を立てたことすら完全に忘れていた。年始の休みにiphoneのメモを整理していた時に、去年の目標がみつかり、そういえばこんな目標を立てていたなと思い出した。

具体的な目標までは決めなくとも、どのように生活していくかを整理しようと思い、昨年に旅行先の大阪の本屋で購入した本を再読した。

 

◾️「会社員の哲学(増強版)」柿内正午

著者のことは知らず、おそらく自主出版の本だが、目次等を見た時に仕事に対する考え方が自分と近いものがあり購入した。著者は自分の主張をただの根拠なき主張にしないために、小難しい文章も多いが、要約すると「仕事はあくまでも生活の手段とし、仕事外の時間で自分のやりたいことをやるべき」といった内容だ。

私には激務の部署で体を壊し休んだ経験がある。一人で多くの仕事を抱え込み、周りの同僚や上司も同じ状況であったため頼ることもできず、結局急遽職場から離脱することになった。休んだ当初は自分の担当していた仕事のことを心配していたが、結局病休中の私に問い合わせがくることもなく、代わりの誰かが仕事を片付けていった。

その後、激務部署を離れ職場復帰を果たしたが、その直後はどのようなスタンスで仕事をしていくのか考えることが多かった。上昇志向があったわけではないが既に出世ルートから外れてしまったし、立場などは考えず一生懸命やるほど仕事に意味は見出せなかった。結果、仕事は仕事だと割り切り自分のやりたいことをやろうという考えに至った。

ただ、この考えが揺らぐこともある。自分の生活の大半の時間を使っている仕事を仕事だと割り切ることに虚しさを覚えることもあるし、好きなことを仕事にしている人と話すと羨ましく思うこともある。

このように軸はブレブレだが、基本的には私も著者と同意見だ。職場から自分がいなくなっても、良くも悪くも仕事は回る。それが会社だ。それだったら、自分の個を認めてくれる人たちや自分のやりたいことのために時間を費やしたい。社会には何の意味はないかもしれないが、楽器を演奏したり、音楽を聴いたり、本を読んだり、好きな人と一緒に過ごす時間を大事にしたい。

そんなこんなでこのブログもなるべく続けるようにしたい。そして、とりあえず今年は与えられた有給を消化できるようにしたい・

再開

このブログを始めたのが、2020年1月4日。最後に書いた記事が、2020年2月14日。書いた記事数が6本。約4年程度サボってしまった。

当時はコロナ禍が始まったところであり、これまでの生活が変わっていく中でブログを更新するどころではなかった(のかもしれない。今となっては覚えていない。)。

一番最初の記事をみると「無理せず続けて、年末にこのブログにより「そういえば今年はこんなことがあったな」と思い返せたらとても嬉しい。」とある。コロナ禍こそ一人でどうでもいいことを考えている時間が多かったため、今思えば日記のようなものを残しておけばよかったと思う。緊急事態宣言中など膨大な時間があったが、何をして過ごしていたかほとんど覚えていない。

当初のブログの目的は達成できていないが、それでもごく稀に6本の記事を読み、感傷的になることがあった。

この4年間、コロナだけでなく自分の生活においてもいろいろことがあった。当時は人生で一番悩んでいた時期だったかもしれないが、今はようやく落ち着いてきた。なので、このタイミングでブログを再開する。

始めた時と同じで、自分の好きなもの(ほとんど当時変わらず)を中心に日々の生活のことを記録する。

 

とりあえず去年最後に読んだ本の感想を書いて、再開一本目は終わろう。

◾️「きみは誤解している」佐藤正午

競輪をテーマにした短編集。佐藤正午は一番好きな作家であり、ほぼ全て作品を読んでいるが、この小説は自分に馴染みのない競輪がテーマのため、まだ読んでいなかったことに気づき手に取った。

これまで買っておきながら、読まなかったことを後悔するほど面白かった。競輪を軸としながらも、描かれているのはギャンブルをする人とその周りの人々の人間模様。佐藤正午の小説は、「選択」をすること(またはしないこと)がキーワードだと考えているが、これとギャンブルとの相性がいいのかもしれない。また、本人による付録、編集者・作家のファンによる解説が、いかにも佐藤正午で堪らない。食わず嫌いせず、競輪のエッセイ「side B」も今度読んでみよう。

 

やはり文章を書くのは難しい。

なるべく続けられるように、あまり拘らず更新していこう。

時間とお金

前回の記事でも書いたが、最近時間とお金について考えることが多い。

おそらく僕は同世代の人と比べて平均よりも多い貯金がある。しかし、これは日々の節約や計画的な資産運用などによるものなどではない。むしろこれまで節約意識はほとんどなかったし、資産運用についてもほぼ知識0で何もしていない。

この貯金はこれまでに働き方によるものだ。去年まで部署はかなりの激務だった。年間通してではないが4カ月ほどある繁忙期は、平日は終電まで残り、土日もどちらかはほとんど毎週出勤していた。三食すべて職場で食べて、家は寝るためだけに帰る。こんな生活を送るとほとんどお金を使う時間がない。そして、一応残業代は出るので、無理して節約しなくてもお金が溜まっていくのだ。

僕は学生時代からどちらかというとケチな方だったが、この時は「どうせい残業代が出るからいいや」という気持ちで、自由にお金を使い、毎月の収支がプラスなのかマイナスなのかもわからない生活を送っていた。自由な時間がほとんどないので、その反動もあったと思う。食事はすべて外食だし、夜仕事がなければ、終電過ぎまで飲み、後輩におごり、タクシーで帰宅。レコードもたくさん買った。他にもここに書けないようお金の使い方をしていた。

そして、その生活は終わった。今はほとんど定時帰りだ。寄り道せずにまっすぐ帰れば、18時前に家に着いてしまう。自炊をして、風呂に入り、早ければ20時には寝る前にすべきことがすべて終わってしまう。これまでの生活とは逆に時間はあるけどお金がない。試しに12月から家計簿をつけてみたところ、そんなに無駄遣いしているつもりはないのだが、月の収支がマイナスだった。

ダラダラ過ごすのも大好きなのだが、こんな生活を少しでも有意義に過ごすために考えたのが、前回の記事の目標だ。増えた自由な時間をどうするか。いろいろ考えたがとりあえずは次の4つのことを頑張ろうかと思う。

 

楽器練習

楽器は一生続けていきたい趣味である。働き始めてからは、練習らしい練習をあまりしていないので、久しぶりに真剣に練習することにした。

読書

今まで時間なくて全然読書ができていなかったので、今後は習慣になるようにしたい。特に電車の中やちょっと空いた時間の時に携帯を開くくらいなら読書する癖を身につけたい。

③筋トレ

健康な生活ためには健康な体。

④勉強

せっかく時間があるので、1週間ごとにテーマを決めて勉強してみようと思う。

 

ということで、こんな感じのスケジュールを目安に生活してみようと思う。

 

 6時45分 起床

       朝食・準備

 7時45分 出勤

 8時15分 職場到着

17時30分 退職

18時15分 帰宅

       自炊・食事

19時30分 筋トレ①

19時45分 風呂

20時00分 明日の準備や土日の計画など

20時30分 勉強(毎週テーマを変える)②

21時30分 楽器練習③

23時00分 読書④

24時00分 就寝

 

2月

あっという間に1月が終わってしまった。結局ブログの更新は4回。本当は先週も更新したかったのだが、ウイルス性胃腸炎になってしまい、3日ほどダウンしていたので仕方がないだろう。

最近は特に「時間とお金」について考えている。

10月に職場が変わってから、残業がほぼなくなったので、給料がかなり減ってしまった。つまり、自由な時間が増えて、自由に使えるお金が減ったのだ。これまでの貯えもそこそこあるので、できることなら必要なことにはしっかりお金を使いながら有意義な時間の使い方をしたいのだが、ついダラダラ過ごしてしまっている。ここ数年間散々馬車馬のように働いてきたので休息も必要だとは思うが、今のような生活もいつまで続くわからないので、2月から少し気持ちを切りかえて生活していきたいと思っている。

まずは、先月のブログで書いた目標を少し具体的にすることから始めてみる。

 

○生活

・早寝早起き(最低6時間。平日は24時ー6時半)

・週2以上ジョギング(1回5Km30分目安。金土日で走る。)

・筋トレ(1日15分

・週1サウナ(なるべくいろいろなサウナに行く)

・本を読む(月5冊)

・写真を撮る(毎日)

・自炊(なるべく考えて美味しく作る)

・ダラダラ携帯をみない(スクリーンタイムの制限を守る)

 

○お金

・家計簿をつける(毎月改善点を整理)

・お金使い方にメリハリをつける(必要なものは買う、無駄遣いしない

・何か自分の力でできる副業を考える(お金(投資等)の勉強をする)

 

○酒

・「とりあえずお酒を飲む」をやめる

・一日3杯まで(飲む前に飲む人に伝える)

・飲むためだけに友人を誘わない

 

○仕事

サービス残業しない

・有給休暇を消化する(休みの計画を考える)

・仕事を上手くさぼる(移動時間が自由なので、なるべく出張に出る。)

 

○音楽

・バンドを続ける(どうすればバンドがよくなるか積極的に考える)

・いろんな人とスタジオに入る(週1)

・楽典を勉強する

・ギターとベースの演奏力をつける(必ず毎日基礎連をする)

 

○ブログ

・続ける

・思ったことを文章にするのを練習する(音楽や映画の感想などはできるだけその都度更新する、目標など頭の整理に使用する)

 

○その他

・興味があることはやらない理由を考えずに積極的にやる(やりたいことは紙やブログに書きだし随時整理する。)

・やりたいことをやる

 

あとは、週単位や月単位など短い期間で具体的な目標も立てよう。とりあえず、今週は新たに目標に追加した筋トレをさぼらないようにする。

 

 

あなたのやさしさをオレは何に例えよう

早速ルールを破ってしまった。

昨日更新した「目標」で書いたお酒は一日3杯までというルールだ。今日大学時代の友人と飲んだのだが、一件目でビール2杯、二件目で二人で日本酒3合、三件目は友人と別れた後に中華料理屋でレモンサワーを1杯、と昨日の今日だというのにあっさり3杯を超えてしまった。

自分への戒めというわけではないが、酔った勢いで今日飲んだ友人のことを書いてみようと思う。明日になって読み返したら、恥ずかしくて死にたくなるかもしれないが、酔った時にしか言葉にできないこともあるはずだ。

 

彼との出会いは大学の同じ学科だったことがきっかけだった。

入学してすぐにある新入生歓迎会的なものではあまり話をした記憶はなく、お互い違うグルーブに所属していた。何となくグループができ始めた後、夏前にあった野外実習の授業で話してみたら、お互いスピッツが好きなことがわかり意気投合した。彼は僕にスピッツのインディーズ時代のCDを貸し、僕は彼をスピッツのライブに誘った。

彼と僕の共通の話題は音楽が多かった。僕は彼から、斉藤和義ユニコーンみんなのうたsakusaku)のCDを借り、僕も彼にいろいろなCDを貸した。ライブにも二人でよくいった。一番印象に残っているのが、所沢の航空公園で行われたフェスで買ったトッポギがまず過ぎて、全部食べずに捨てたことだ。食べ物の好き嫌い話をする際に、僕はいまだにこのエピソードを話す。

大学を卒業してからも彼とは年に3,4回ほど定期的にあって飲んだ。お互いの近況報告や気になっている女の子のことを話した。僕が大学時代からずっと可愛いと思っていた女の子と彼がデートすることになり謝られたこともあった(結果、彼はフラれたが・・・)

一番の思い出は大学卒業後の24、25歳くらいの時に二人で京都に旅行いったことだ。地元民御用達の銭湯に行き、大衆居酒屋で飲み、安いドミトリーの部屋に二人で泊り、くるりのライブ(京都音博)を観た。銭湯、居酒屋、安旅館というこの旅行のコースは、今も僕の好きな旅行の原点だ。

そんな彼も一昨年結婚した。そして、今年の4月から転職し、日本の僻地に単身赴任になることを今日聞いた。これは彼が夢のために選択したものだが、単身赴任なることがわかったときに相当悩んだと言っていた。しかし、それを彼の夢をだとわかっている奥さんは彼を後押しした。何と素晴らしい夫婦だ。

僕は彼のことを親友だと思っている。が、今日この話を聞いて、少し嫉妬をしてしまった部分もある。未来のことが真っ白な僕に対して、今まで積み重ねてきたものと、将来のビジョンがあり、自分のことを理解してくれる人が隣にいる彼。

しかしそれでも彼に幸せになってほしいと心から思うのは本当の気持ちだ。嘘ではない。彼はどう思っているいるかわからないが、彼は僕の親友だ。

今日の話の中で、彼が単身赴任で一人暮らしをするにあたってレコードを買おうと思っているという話をした。なので、僕は昨日買ったばかりのレコードプレイヤー(GP-3、スピッツのロビンソンのジャケットのやつ)をあげることにした。それと一緒にレコードもいくつかあげようと思う。彼の好きなスピッツの『ハチミツ』に奥田民生の『FAIL BOX』、後は何にしよう。

これからは今までのような頻度では会えなくなるかもしれないが、この先も彼と変わらず会えるように僕も僕の人生を歩んでいきたい。